「雅子の部屋」は、特別養護老人ホームMi・Casaのオープンに合わせて開設いたしました。
高浦雅子さんの絵画には「リズム」があります。
高浦さん作品にはジャズをテーマとしたものが多く、 「音」によって表現される「動作」、「動作」によって表現される「音」を、 感性で捉え、「リズム」を奏でています。
またカーニバルや世界様々なお祭りをテーマとした作品では、 類似した人間の動作を反復することにより、そこに一つの「リズム」を奏でています。 その類似したものを反復する技法は、風景画にも随所に見受けられます。
高浦さんと知り合ったのは、私の父が 津山出身の高浦さんの祖父(赤松麟作氏)のコレクターであった事がきっかけでしたが、 Mi・Casaのオープンに合わせ、67点を寄贈頂きました。
生前父が、常に福祉は文化だと申しておりましたが、 開設場所が「城山城跡」市街地に
位置している事もあり、 多くの方に高浦雅子の世界をお楽しみ頂ければ幸いです。
社会福祉法人 江原恵明会
理事長 江原 秀国
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